Lカルニチンの効果
脂肪代謝の仕組みとカルニチン
体に蓄えられた脂肪。体を太らせるのが目的ではなく、緊急の時にエネルギー源として利用出来るよう貯蓄されているのが脂肪の役割ですが、実際、どのように使われるのでしょうか。
絶食したり、長時間にわたる運動を続けたりすると、脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解され運ばれます。このうち、脂肪酸が各細胞に運ばれてミトコンドリアに取り込まれ、エネルギー源として反応させられると言う仕組みです。この過程の内、ミトコンドリアに脂肪酸を運び込む役割を持つのがカルニチン(Lカルニチン)です。
カルニチンにはLカルニチンとRカルニチンがありますが、人間が使えるのはLカルニチンだけですので、カルニチンといったらLカルニチンの事を指していると思ってください。
カルニチンの補給
脂肪燃焼に関わるだけに、カルニチンはダイエットに効果のあるサプリメントとして注目されています。同じく燃焼を助けるサプリメントとしては、代謝酵素生産に関わるコエンザイムQ10などが知られており、セットで摂ることを勧められる事も多いようです。
アメリカではメジャーなサプリメントとして扱われており、日本でも口コミで評判が広がっています。ただし、カルニチン自体は必須アミノ酸から体内で作り出されるごく普通の物質です。普通の肉や魚にも含まれており一般的な食品を取っていればそれなりに補充される物です。偏った食生活をしている場合にサプリメントで補うのは良いのですが、ダイエット効果への過剰な期待は禁物。「コレを摂れば痩せる」と考えるのではなく、ビタミン剤などと同じ捉え方で、「カルニチンを摂って体を動かせば少し痩せやすい」「健康維持のサプリメントの一つ」と言うように考えておきましょう。
