胃カメラカプセル

胃カメラカプセル

辛い胃カメラ

 会社の定期検診などでレントゲンを取ったら「怪しげな陰がありますね」。しっかり確認するために胃カメラを飲む必要が...。こんな経験はお有りでしょうか。これまで内視鏡検査と言うと、太さが人差し指程度もある長い管を口から入れられて、検査が済むまで身動きもできない苦痛の時間を過ごすという状態でした。少しでも苦痛を軽減するために麻酔を射ったり鎮静剤を射ったりしますが、苦しいものは苦しい。個人差がありますが、喉が細い人や体質的に受付ない人は地獄の苦しみでした。

経鼻内視鏡

 喉から入れる太い内視鏡に続いて登場したのが、鼻から入れる経鼻内視鏡でした。これは経口内視鏡より細身でフレキシブルな種類の内視鏡を使い、鼻を経由して消化器に到達すると言うもの。吐き気を起こす部位を通らないので、より苦しくない内視鏡検査が行えると評判になりました。麻酔剤を塗布して用いるので痛みも無く検査が行えますが、検査中は身動きできないという点は同じです。

カプセルタイプの胃カメラ

 そして遂に登場したのが、飲み込むだけでOKのカプセルタイプ胃カメラです。この胃カメラはカプセル内に小型のカメラと電池、照明、通信機器が納められており、飲み込まれた後消化器の蠕動にしたがって進んで行き、秒間2枚ほどの写真を撮っては外の機器に送信すると言うものです。
 カプセルの大きさは11㎜×25㎜程度。大きめのサプリメントぐらいです。飲み込んだカプセルは電池が切れるまで撮影を続け、寿命が切れた後は普通に排便と一緒に排出されて終り、回収する必要はありません。検査中、撮った画像を受信する機器を身につけている必要がありますが、それ以外は日常生活に支障ありませんし、簡単な食事も取れるそうです。もちろん飲み込む際に麻酔などの薬剤は一切必要ないですから安心ですし、全く苦しくない内視鏡検査が行えます。
 現状ではまだ、保険適用しても3万5千円ぐらいの費用がかかりますが、日常生活に支障なく、体質や器官の形状に左右されずに検査でき、なにより苦しくないと言う点で人気が広がっています。

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