胃がんの初期症状

胃がんの初期症状

がんの早期発見

 現代日本人の病死原因トップの癌。遺伝子異常によりがん化した細胞が増殖を繰り返し、様々な体内機能を侵した末に死に至る病です。ただ、流行性の伝染病などの急性疾患とは違い、発症してからすぐ重篤な状態に陥ることはまずありません。
 癌の最大の怖さは、その発見のしにくさと治療のしにくさに有ります。徐々に浸食箇所を広げて、気がついたときには末期になって手のつけようが無いと言うのが癌の常套手段。進行そのものは数カ月単位の決して早くないものですので、如何に早期発見して対処するかが重要になるわけです。

胃がんの初期症状

 日本におけるがん死亡率の、男女ともに1位と2位に入っているのが「胃がん」です。(男性2位、女性は1位)同様の統計でアメリカのデータを見ると、胃がんは男性だと10位以下、女性で10位とずいぶん順位が違いますので、日本人特有のものと言っても過言ではないでしょう。胃がんも、初期症状の段階で素早く処置に入れるかどうかで、生存率、再発率、手術の際にどれだけ元の胃を残せるかが変わってきます。
 胃がんの代表的な初期症状は、「黒色の便」「急な体重減少」「慢性的な胃の不快感」「貧血」「頻繁なゲップ」「食欲不振」などです。黒色の便や急な体重減少は、「何か病気かも」という認識につながりやすく、検査を受けようと言う気にもなり易いのですが、その他の初期症状は「気のせいかも」「一過性のものだろう」と軽く考えて手を打たないままと言うことが良く有ります。本格的な症状が現れてきてからでは、手術しても半分以上の胃を切除するようなことになりますし、転移や浸潤、再発の危険性も大きく上昇します。先に述べた「日本人は胃がんで死ぬ人が多い」と言うことを念頭において、定期的な検診や、体の変調に注意深くなりましょう。

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