水ぼうそうの薬

水ぼうそうの薬

水ぼうそうの性質

 水ぼうそうは水ぼうそうウィルスに感染することで発症する病気で、基本的に初回のみ症状が出るのが特徴です。潜伏期間は13日から17日、空気感染、接触感染で感染します。赤ちゃんや子供が主にかかりますが重症化することは稀で、ほとんどは放っておくだけで自然と治癒してしまいます。ただ、大人になってから発症すると、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こして重症化する可能性が有ります。
 また、感染した水ぼうそうウィルスは症状が治まった後も神経節や神経に潜伏します。通常は特に問題有りませんが、体調が悪くなったりストレスがかかったりで免疫が弱まった際に帯状疱疹として症状を呈することが有ります。1歳以上であれば水ぼうそうワクチンの予防接種を受けることができますが、法定接種に含まれていないために、7000円ぐらいの自己負担になります。まだ水ぼうそうをやっていない成人などは予防接種を考慮するのも良いでしょう。

水ぼうそうの治療薬

 原則、放っておいても治る病気ですので、薬と言っても症状を抑えて治癒を待つ物になります。抗ウィルス薬はウィルスの活動そのものを抑えますので、重症化を防いだり、軽症のまま治癒させることが出来ます。
 かゆみから引掻いてしまい、細菌感染(とびひ)したときには抗生物質やかゆみ止め(抗ヒスタミン剤)が処方されます。高熱が続いてつらいときには解熱剤を処方される場合もあるようです。ただし、アスピリン製剤を使用した場合脳炎に発展する可能性があるそうなので、別の処方の解熱剤などを使わず、医師から改めて処方を受けるようにしましょう。
 軟膏などの塗り薬も用いられることが有りますが、水ぼうそうは全身に疱疹が出ますので、実際のところ塗り薬は使いにくく、あまり主役になることはないようです。いずれにしても言えることですが、薬は自分の判断で使わないで、医師に相談して使いましょう。

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