訪問看護と医療保険

訪問看護と医療保険

訪問看護というサービス

 訪問看護とは看護師や保健師が、自宅療養・闘病している人を訪問し、健康状態の確認や日常生活の介助、リハビリやターミナルケアを行うサービスのことです。ターミナルケア概念の発達や、病院に入院している時間を短くしようという流れもあり、自宅であっても人工呼吸設備などを設置して自宅療養を行う例が出てきており、訪問看護の需要そのものは増えています。しかし、設備や環境を整えた病院での看護と異なり、家庭や設備の状況もばらつきがあり、家族との対応でも適切な判断が求められる難しい部分があることも事実です。

訪問介護と医療保険

 受益者負担を原則とした介護保険制度の発足により、訪問介護の費用的な音付けも変化しました。従来は訪問看護の費用は医療保険で賄われ、医療機関からの訪問介護の場合は医療費の一部として請求。訪問看護ステーションからの派遣の場合は、1回ごとに定額での(250円程度)負担が設定されていました。
 現在では訪問介護は介護保険の中にふくまれ、利用者は1割負担を必要とされます。この負担は医療保険を適用出来るか、介護保険で利用するかで大きく負担額が変わります。
 医療保険での利用条件を満たすために、要介護認定を取り消すということも有るようです。ある訪問看護ステーションを参考に訪問看護の利用料金を見てみますと、週4日基本的な訪問看護を受けたとして、6550円×4日で26200円の3割負担、7260円となります。24時間対応体制や特殊なケアが必要な場合は応じた料金が保険適用前に加算されます。これが介護保険の場合だとおおよそ17000円ほどになりますので、かなりの差が開くことになります。通常のサービス範囲を越えて訪問介護を頼む場合、これらの基本料金に加えて交通費が実費で請求される場合もあるようです。

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