海事代理士の難易度

海事代理士の難易度

海の行政書士

 海事代理士とは、船舶に関する届出や、船舶人員に関する行政手続、そのた海事全般の行政手続書類の作成や届出を行う職業です。海事代理士として仕事をするためには、国土交通省の主催している国家資格で有る、海事代理士資格試験に合格する必要があります。試験は年1回、各地会場での筆記試験と、東京国土交通省で行われる口述試験からなります。試験内容は、一般的な法律知識と、海令法に関する知識を問われます。例年の試験合格率は筆記試験合格率が55%ぐらい。口述試験合格率が80%程度となっています。口述試験に関しては、前年までに筆記試験に合格している人にも受験資格があります。合格率と言う点ではかなり高い数字となっていますが、そもそもの受験者数が400人未満であることを考えると、必ずしも難易度が低い試験とは言えません。

海事代理士試験の勉強

 海事代理士試験の勉強法となると、まず挙がるのが独学です。難易度が高い試験とは言えませんので、過去問や参考書、テキストが出版はされていますので、モチベーション維持さえしっかり出来れば独学で充分合格可能です。そもそも、この海事代理士は非常にマイナーな資格と言えるので、資格講座やスクールが開設されていません。よって、実際の受験者、合格者のほとんどが独学で試験に臨んでいるようです。

試験以外の難関

 海事代理士は全国でも大した人数がいない資格ですので、上手く行けば「稼げる」資格です。しかし、実際に海事代理士として仕事をするためには、資格試験以上の難関が存在します。海事代理士と言う職業に求められるのは、特殊な業務が多い海事の現場に精通していることと、充分な法律知識や手続き知識を知悉している事の両立です。資格試験に合格したことで法律面での知識が保証されていても、海事の現場にコネクションが無いと実際の業務は困難です。そのため、海事代理士の業界は、資格取得以上に新規参入の難易度が高いという状況があります。

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