機械保全技能士と実技
機械保全技能士という資格
機械保全技能士とは、文字通り機械を保全する技能をもった人の事であり、技能を検定する国家試験に合格した人の事でも有ります。もちろん、この認定を受けていなくても機械のメンテナンスをできますが、機械保全技能士と名乗ることは、試験に合格していなければできません。何かを可能にする資格と言うよりは、持っている技能を保証してくれる資格と捉えると良いでしょう。
機械保全技能士の試験
機械保全技能士試験は都道府県の職業能力開発協会が実施する試験で、実技試験と学科試験からなります。受験資格は、それぞれの分野(機械系、電気系、設備診断系)での実務経験が1級で7年以上、2級で2年以上必要です。
試験は前期と後期の二度行われ、それぞれの期で実技試験の実施日と学科試験の実施日に分かれます。後期日程を例にとると、9月から10月に出願し、11月末頃実技試験、2月頭に学科試験と言う流れになるようです。
機械保全技能士は1級と2級があり、より難しいのは1級です。機械系保全作業、電気系保全作業、設備診断作業という3つに別れており、それぞれ独立した資格です。ただ、どれかの資格を有していると、他の技能士試験を受ける際に学科試験が一部免除されるようです。どちらかと言えば試験の主眼は実技試験に有ります。3分野全般での合格率は、平成20年度で1級が36.3%(受験者数8216人)、2級が40.6%(受験者数15264人)という数字でした。
実技試験の内容は、機械系が機械故障の原因判定や、検査、密封装置の扱いなど。電気系が電気回路設計と修復。設備診断が様々な機器トラブルに対するデータ収集とその判断、対応に関する課題と言うふうになっています。合格支援のためのサイトなども開設されていますので、受験を考えている人は一度探してみると良いでしょう。
