検察官の年収・給料
検察官とは
裁判や法廷を主題にしたドラマなどではおなじみの「検事」。この検事には検事総長、次長検事、検事長、検事、副検事などの階級があり、それらをまとめて検察官と呼びます。検察官の仕事は刑事裁判を担当することであり、具体的には裁判で「この法律に照らして判断するに、被告○○には懲役10年が妥当だと考えます」と主張する仕事です。
通常の犯罪では、集められた証拠を元に警察が犯人を逮捕してからが出番ですので、警察のような武器携帯許可や、職務質問、交通誘導の権限などは持っていません。一部経済犯罪や政界での犯罪の際に直接動くことがあります。
検察官になるには
現在、検察官になるには新司法試験を合格して検察庁に採用される必要が有ります。新司法試験は旧司法試験に比べ、試験難易度自体は低いのですが、「法科大学院卒業後5年以内、3回までしか受験できない」と言う制限があるために、相変わらず難関となっているようです。なにしろ、それまで多くの学費や生活費を費やしてきて、3回試験に失敗したら、30歳過ぎの法律に詳しいフリーターになるという事ですからかなり覚悟がいる話です。紅の旭日に白の菊をあしらった、「秋霜烈日」の検察官バッジ。付けるのは簡単では無いようです。
検察官の収入
弁護士と並んで法曹の代表格である検察官。検察官に関する法律でその俸給は規定されています。具体的な年収は検察採用初期の検事で年収500万ぐらいだそうです。その後キャリアを経て検事長、次長検事と階級が上がるに従って年収も上がっていきます。最終的に検察を統括する検事総長まで到達すれば年収3000万円だとか。一つの官庁の長ですから不思議とは言えない額ですね。高級公務員だけあって非常に安定し、かつ高い給与の検事ですが、新司法試験に改正されたあと、司法試験合格者が増えています。逆に、法曹の求人が急に増えるとは思えませんので、収入条件も緩やかに変化していくかも知れません。
