棋士の年収・給料
8×8マスの戦場
古来より親しまれ、今なお多くのファンがいる遊戯が将棋です。棋士とはこの将棋のプロ。具体的なお仕事としては、将棋の対局と解説、対局の研究などになります。棋士はまずプロになるまでが大変な職業です。プロ棋士への登竜門となる奨励会は、年齢の他に四段以上のプロ棋士からの推薦が必要になりますので、実質ひつようなスタートはプロ棋士に弟子入りすることです。年齢要件も、満19歳以下と若いことが要件になっていますので、理屈上は小学生でもプロ棋士になれます。
有名な羽生名人は中学生でプロ棋士となったそうです。奨励会に入会した後は棋力を磨いて対局を重ね、昇級・昇段を目指していくこといなります。四段以上に到達すれば晴れてプロ棋士として扱われるようになります。ちなみに、三段から四段へはリーグ戦で決定され、毎年上位二名だけが四段のプロ棋士となることが出来ます。更に、奨励会にいても、四段になれないうちに26歳を超えてしまうと退会しなければいけません。即ち、プロ棋士への道を諦めなければいけないわけです。26歳までの年月を将棋に賭けてきて夢敗れた時のことを考えるとかなり恐ろしいものが有ります。いわゆる女流棋士はこれとは異なったルートで育成がなされています。
棋士の収入
晴れて四段以上に到達し、プロ棋士となった人は、まず所属しているリーグに合わせて基本のお給料が支給されます。名人なら100万円以上、Aリーグで60万円以上、Cリーグ以下で10万円ぐらいです。これに、一局いくらの対局料(ボクシングでいうファイトマネーですね)が加わって、プロ棋士としての基本収入になります。対局料はタイトル戦などの最終戦などがもっとも高い(竜王戦3200万円)賞金になっていますので、強ければ強いほどトーナメントを勝ち抜いて高い賞金を獲得出来ると言うことです。さきほど出てきた羽生名人であれば年収にして1億を超えています。その他強い名人クラスであれば年収数千万も結構居ます。棋士はこれに加え、タイトル戦での解説や、書籍、将棋道場の経営などで副収入を得ることが出来ます。こちらは純粋な実力以外に人気や文章センス、対人スキルなどで話が変わってきます。
